2008年思い出に残ったアルバム 8枚目

MGMT『Oracular Spectacular』


これを買ったのは大阪に就活遠征に行った時だった。
リリースを待ち望んでたかと言われればそうではなくて、なんか大阪に行った記念で買ったって感じで。
今年の中盤ぐらいにエキセントリックに加えて、サイケデリックなモノがちらほらしてて面白いなという動きはあった。
実際、Oasisも『Dig Out Your Soul』でジャケットからしてサイケ寄りになっていた。


MGMTに対してそういうバックグラウンドしか知識がなかったんだけど、"Kids"が名曲だという事は一聴して分かった。
『踊る』という動作をしてるにも関わらず、ドロドロしない雰囲気。
こういうのを『揺さぶられる』と表現するのかもしれない。最高だ。


セールスはそんなに成功したわけではなく、ブレイクという兆候も見受けられなかったけど、年末の各誌ではこぞって『2008年ベストアルバム』の10位以内には付けていた。
ようやく多くの人に名前を知ってもらえただろう。
11月の『CUE』で"Kids"かけたときのリアクションの薄さといったらなかった・・(笑)
MGMTはこうなんだ!!」っていう音楽性のはっきりした形がないので、こっちも気張らなくていいのがイイ。