MINAMI WHEEL 2009

というフェスに行って来ました。
FMラジオ局主催で、ミナミのクラブやらライブハウスの各箇所でライブが行われるというもの。
ただし、僕の目的は1つだけ。
以下はその感想です。
mixi日記に書いたものから抜粋ですいません。
楽してすいません。生まれてきてすいません。。



今日唯一見たかったバンドとは、今週の記事でも紹介したThe New House。
最近名前を知ったこのバンドを早速見る機会ができた。
今日一日すべてをThe New Houseに捧げようと思った。


15時に会場入りして、クソつまんないバンドを2つ見る。
全く頭に入ってこない。
17時15分。ようやくThe New Houseの出番。
感想を一言で片付けると、やりたい放題好き放題だった。
5人組で髭ちゃんと同じような構成で、平均年齢は22歳。


ラジオ局が主催だからか、全体的に窮屈な進行をいきなり壊す。
SEがかかっていて、まだ幕が上がってないのに、これからしばらくは彼らの代表曲になるであろう曲を演り始める。


仕切り直して、一応はちゃんとやる。
右半分が自由気ままに動いて、左半分は微動だにしない。
見ていてニヤニヤしてしまう。
イイ雰囲気だ。


時間が30分しか与えられてないので、他のバンドは間髪を入れず次の演奏に移るのだが、こいつらは水飲んだりマイク直したりダラダラやってる。
しまいには、「やべぇ、やべぇww」という声がマイクで拾われている。
最高に面白い。


ちょうど中間でいわゆる"お着替えタイム"的な曲を入れる。
その間にギターがエフェクトをイジる。
これがお決まりなのだろう。
しかし、一向に調整がうまく行かない。
どうやらシンセと音がカブっているようだ。
シンセ役もエフェクトをイジる。
しかし、左半分はそんなの一切無視。
そして曲が終わり、次へ。
調整できたのか?
ん??音が出ないww
イジりすぎたようだ。
ギター役がかなりキョドっている。
しかし、左半分は完全に無視。
もう面白すぎる。
生の演奏を見ていて、こんなに笑ったのは初めてだ。


しょうがないので、エフェクトを使わないまま演奏をするが、全く音が合わない。


最後はめちゃめちゃに掻き鳴らして、はい終わり。
スタッフも終わった事に気づかないほどでした。


あの会場にいた約50人のうち、49人が訳分からなくてもイイ。
オレはこんなThe New Houseが大好きだし、確かなロックン・ロールを感じた。
ナニより面白かった。
クソバンドを見ていた2時間は決して無駄じゃあなかった。
おそらく僕は、THE BAWDIESを見る事ができない運命だと思うので、明日は行きません。



終わったあとに、マネージャーさんが必死こいてビラ配ってたのは涙が出そうだった。
「最高(に面白かった)でした!!」と伝えておきました。