Friendly Fires『Pala』

パラ

パラ

思えば、1st『Friendly Fires』を発表した2008年も豊作の年でしたが、この2nd『Pala』が世に出た2011年も大変な賑わいになってます。
そんな中、待ちに待ち焦がれた僕らのFriendly Firesの2ndです。


前作以降も、"Skeleton Boy"の別録や"Kiss Of Life"のリリースなど全く動きがなかったわけではないが、にしても3年というFriendly Firesがいない時間は長過ぎた。


先に発表された新曲"Live Those Days Tonight"で彼らの新しい一歩は始まる。
世紀の大名曲"Paris"で唱えたように愛を噛み締め、「僕は生きる、生きる、生きる」と確かな覚悟を唄う。
前作にはなかった明日への一歩、脱エスケープがトレンドなんだという事を見事に表現しています。


ちなみに、『Pala』というのはある小説にある『島』から取ったものだと。
そこには医者にトレーニングされたオウムがいて、勇気や希望を持たせるメッセージを与えるらしい。
なるほど。非エスケープに適っているじゃないか。
2011年には真夜中のクラブはいらない。
それが、『今を生きる』ということらしい。