とび魚になったその先は・・

チャットモンチー『とび魚のバタフライ/世界が終わる夜に』を借りました。
お先に失礼します。

もうテレビに出演することぐらいでは驚かなくなったチャットモンチーの新作です。
初の両A面シングルになると思います。

テレビで歌われているのは、『とび魚のバタフライ』。
これを最初聞いたときは様々な感情を持ちました。

轟音サウンドが特徴で、誇るべき"ロックバンド"であるチャットの新曲がウキウキ丸出しのサマーチューンで、爽やか過ぎるほど明るい。
そりゃ複雑ですよ。間奏で手拍子してやんの！

確かに、チャットの曲には感情移入してしまう名曲はあっても、腹の底が踊るようなアッパーチューンはそうそうない。これが数々のフェスに参加してきての結果とするなら、理解はできる。
でもねぇ、リーダーが眩しすぎるんだよっ！！

ド肝抜かれた直後の２曲目『世界が終わる夜に』は映画の主題歌。おめでとうございます。
ここで、ようやくいつものチャットだ。安心、安心。
今回はあっこちゃんが２曲書いてるんだけど、この表裏アリアリアリッ〜のセンスは流石。

とび魚になったところで、いきなり世界が終わっちゃうんだからね。

で、もっと裏街道爆進中なのは、リーダー作詞の『風』。
歌い出しから毒気全開。いつも通り。安心。

ここからさらに暗くなるのかと思えば、意外にも希望を持とうとする詩であることに気づきます。
「風」「コーヒー」「髪」と、いかにも女性らしいキーワードが絡んでいてすごくキレイな曲です。

さらに嬉しいお知らせは、『若若男女ツアー』が福岡でもあるらしい！
シュノーケルのホームなんだから、ないって方がおかしいと思ったけど。
やった！絶対行かねばっ！！

もう一枚お借りしてます、ASIAN DUB FOUNDATION『TIME FREEZE 1995/2007:THE BEST OF』。
まだ分かりません。