イタズラ企画

monchさんからの持ち込みで、
『突発的に買ってきたCDを何の予備知識のないまま聞いてみて、それについてレビューを書いてみる。』というイタズラでしかない企画です。
企画まで大それたモンじゃないか。まぁ、イタズラですね。


お題はこちら、岡北有由(おかきたあゆ)『Panda』。


はい、知りませんよ。1発変換なんて出来やしません。
ヒントは、1stの前に出されたミニアルバムだということぐらいです。


まずCDケースを開いてみると、ブックレットの裏表紙が見えますよね?
これによると、おそらくライブ中の様子でしょうか??
薄暗い中、ライトに当てられて赤く染まる彼女が、俯き加減でアコギ抱えてます。
雰囲気はカッコイイじゃないですか。


ざっと歌詞を読んでいくと、まぁ〜自虐的なこと。
POPとは言い難いアッパー調で意外にカッコイイ音を出しているんだけども、世界観がとことんカオス。
と言うより、自分の声がこういうのに合ってると分かってるんじゃないかな。
方向はCoccoに似てる??

今までどういう活動をしてきたかは定かでないけれども、その過程で"個性"を上手く掴んだなと評価したい。
歌詞カードに"自己嫌悪"って書けちゃうユーモアさとか。


7曲ある中でハマったのは、4曲目"咲イテ"。
イイ曲ではある。ただ、恐ろしく難易度の高い曲。
唯一と言えるぐらいテンポが早めの曲なのに、声質を一定に保つべき部分と高低させる部分の緩急が激ムズ。
旋律の荒波を自分の声を決して崩さず歌える歌唱力と、文末までヌき目のない構成力と、インスピレーション。
「オーディション番組とかで課題曲にでもしたらいいんじゃない?」ってぐらい上手い・ヘタが丸出しになる曲だと思います。コレ唄えたらすげぇカッコイイ。


と、まぁ自分が感じた事を好き勝手書いてみました。
ひょっとしたら、ご理解いただけない箇所もあるやもしれませんがお許しを。

いざとなると巧みな表現が出てきませんね。なんとか自分流の言葉を生み出したいです。
予備知識ないのって結構面白かったです。

Panda

Panda