レビュー:Gossip『Standing in the Way of Control』

ベス様の勇ましい"ジョジョ立ち"が然りと決まったクールなジャケット。
いいよ。別にイイんですけど、脇の処理ぐらいなさいよ、あーた。


先日お送りしましたように、Gossipはクロスオーバーという枠組みの中にいます。
タイトル曲"Standing in the Way of Control"に代表されるように申し分のないハイテンション。
このバンドの秀でた魅力というのは、やはりベス・ディットーの歌唱力と存在感にある。
演奏もその魅力を一切邪魔することなく、かつ野太いベースが空気を読んで程よく聞こえてくる。
Klaxonsも似た様な感じで、こういう曲はどうしても今年流行っているし、すこぶる気持ち良い。


逆に、こういう系統の曲ばかりなのかと思ったけど、驚いたことにその音楽性は意外と広いモノだった。
ブルースあり、ガレージあり、バラードあり。
「まんまStripesやん!!」というモノまであった。(Stripesのメグが更に激太りして絶叫しとる感じ←まぁ〜失礼)
これらの要素を含めてGossipが注目されているのだと思う。


全体を通して、No.1はやはり"Standing in the Way of Control(Nite Version)"。

Standing in the Way of Control

Standing in the Way of Control