今週の一曲

14回目。はい、こちら。


"私生活/東京事変"


『娯楽(バラエティ)』の4曲目よりです。
レビューでは、アルバムについて全く話しませんでしたね。
まだ聞き込んでなかったし、冷静な判断ができなかったので、あんなヘタレな文章になってしまいました。
まずは、アルバムについて語らせてください。


『娯楽(バラエティ)』を一言で言うなら、"ポップ"。
どこまでもポップ。もう、ポップでしかない。
作曲のほとんどを浮雲氏と伊澤さんに委ねることで、今まで築いてきた『東京事変』としてのバランスが一気に崩れ落ちてしまうのではないか??
そんな"怖さ"もあったけれども、そこはやっぱり優れた音楽家が揃っているわけで、無駄がない。
これ以上削れない音だし、これ以上増やすとありふれたモノになってしまうんじゃないかって思う。
だからと言って、"ミラーボール"イイとか、"某都民"面白いだとか・・
アルバム自体を切り取って聞くのは、ちょっともったいないなぁと思います。
すごくイイ。次から次に、ワクワクする。
ただ、これをベストアルバムにはしたくない。そういうのは、つまんない。
東京事変』のベストは、まだまだこんあモンじゃあないはずっ!!


で、アルバムから切り取って"私生活"を紹介します(笑)。
これは、『娯楽』中唯一の亀田師匠作曲。
構成は、1番(Aメロ→サビ)→2番→弱サビ→強サビ。
「これぞJポップ」っていうぐらいベタ〜な構成だけど、こういうのを師匠が作ると、どうしようもなくイイんだよねぇ。
1番のサビで何か泣きそうになる。歌詞とかじゃなくて、メロディに、音自体に。
ギター音がめちゃめちゃ歪んでるくせに、メロディが美しすぎる。
聞く側がこう思ってくれると、してヤったりなんだろうなぁ。
このベタ〜なリアクションが悔しい。
"キラーチューン"を超えうる曲です(オレの中では越えてる)。

娯楽(バラエティ)

娯楽(バラエティ)