今週の一曲

18回目。今回はサキドリ。


"The Next Untouchable/Cajun Dance Party"


勝手な話ですが、2008年の音楽シーンをまず最初に騒がすのは、このCajun Dance Party(ケイジャン・ダンス・パーティー)と、SPOON(スプーン)であると断言します。
詳しいことは、『snoozer#64』誌を読んでいただきたい。


Spoonについては、音源が手に入り次第追求していきたいので、この場では"Spoon"という名前だけ覚えていただくとしよう。
今日は、ケイジャンについて。
このバンド名を知った当初は、ニューレイブの系譜を受け継いだイケイケかつアゲアゲなバンドなのかと思った。
ホントに、こんな名前のダンスパーティーが開かれてそうじゃない??


iTunesのミュージックストアでシングルがリリースされているそうなので、早速購入。そして、今日に至る。
どんな風に脳内ディスコを繰り広げようかとウキウキしていたら、流れてくるのは予想外な事に正統派なロックン・ロール。
気持ち良いぐらいの裏切り、ときどき高揚感。
ごく簡単なフレーズに絡み合う、ロカビリーテイストなロック・ミュージック。
これは、初期のThe Strokesか?再発見されたThe White Stripesなのか??
自分が強く受けたイメージは、シャウトのない控えめなThe Horros。


「ロック新時代の音は、こういう風に変化するんだろうな」という淡い期待感と共に、曇ったギター音に酔いしれました。
今回は、まだ写真がありませんでした・・・