Mセレ1

お待たせしました。新コーナー始動です。
宣言してから何日だよッ!!みたいなね。
その分真剣に聞き込んできました。


記念すべき1回目は、くるり"京都の大学生"です。
さぁ、くるり
『ワルツを踊れ』でオーケストラと共作し、見事なライブをやってくれました。
その『ワルツを踊れ』以降の作品がこの頃出た『さよならリグレット』にあたります。
ウィーンまで行ったくるりがなぜまた"大学生"を題材にするのか?なんていう疑問が置いといて。


岸田さん自身も今後の進路、方向性みたいなのに迷ってるご様子なんですが、そんな心配ご無用!!
この2曲が素晴らしいのなんのって。
やりたいようにやれば、それが名作となりえるとくるりはそんなとこまで来ているようです。
ここで取り上げたのは、あえて"京都の大学生"。
ピアノとウッドベースとドラムがあれば必然とイイ曲風になるんじゃねぇか??って単純に思うけど、そんなとこでは終わらない。京都弁で書かれた歌詞との絡まり具合が絶妙なんです。


僕の解釈によると、"京都の大学生"というのは「左京区」「206番」というとこから推測してあの名門校。
それもこれは女子だ。
曲の出だしは、このお嬢さんを見た人の視線で語られているが、視点がガラッっと変わります。
次はこの女学生自身の目線。同じ歳ぐらいの彼氏がいるのだが、
いつもと変わらないデート、子供っぽい仕草、旅行一つでテンパっている。
こんなとこばっかり見てるので、どうやらうんざりきているご様子。
タバコを取り出して、火が付くかどうかで「別れ」を決めている。今その真っ只中のお話。


からしたらとんでもない女だッッ!!
普通で何が悪い!20そこそこなんて、まだ中2と変わんねぇよ!!
第一、タバコが許せねぇ!!
なんて思ったりしました。
でも、女性は"刺激"を求めるモノなのでしょうか?? 普通では満足させられないんだろうな。
許せないけど、男にも努力が必要なんだろうなぁって感じました。
またこの女が、「はよ大人になってくれ」なんて思ってたりもするんだよねー。
いわゆる"ツンデレ"(←もはや死語っぽいな・・)
巴里でもどこでも飛んでけー。

さよならリグレット

さよならリグレット