2008年思い出に残ったアルバム 2枚目

Aira Mitsuki『C.O.P.Y』

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シングルだった"カラフル・トーキョーサウンズ・NO.9"が好きで、すっごく気になったアルバムだったんですが、いざフタを開けてみると、ポップじゃねぇじゃん!!ってそういう感想でした。
マイミクさんが言うには、「クラブ寄りの本気な音に近い」と。
裏を返せば、ある一部に向けてだけの提供で、視野のより狭いアルバムになってしまったのではないかと感じる。


実際、PerfumeフォロワーとしてAiraを見ていた自分も、"カラフル〜"のようなサウンドを期待していたのだが、曲頭からズンズン来るビートが入っていて非常にむず痒い思いがした。
当然Perfumecapsuleと同じことをやってもつまらないのだが、せわしないというか、ホントのテクノ志向じゃないと一枚を通して聞くのは相当つらいと思う。
その中でも、"チャイナ・ディスコティカ(Substance remix)"が好きだと、しつこいぐらいに言っている。


結局Aira Mitsukiとは何なのだろう??
そんな事ばかりが頭を廻ります。
そもそもは、『未来で生まれたテクノポップアイコン』というコンセプトがあり、近未来感を狙った戦法なのだろうと予想はつくが、新作のジャケットが宇宙から地球に向けて笑顔で手を振るAiraの姿がある(『サヨナラ TECHNOPOLiS』)。

サヨナラ TECHNOPOLiS

サヨナラ TECHNOPOLiS

もう未来でもなんでもねぇじゃん!!地球外じゃん!!
Aira自身は楽しいことをやってるつもりでも、製作者側が明らかに扱いに戸惑ってる証ですね。


今後、彼女はどこへ向かうのだろうか??
その答えに近づくべく、来年3月見てきたいと思います。
チケット当たりますように。


−追記−
AiraがLily Allenみたいになったらちょっと面白いと思ったけど、絶対ないなww