2008年思い出に残ったアルバム 3枚目

Friendly FiresFriendly Fires

フレンドリー・ファイアーズ

フレンドリー・ファイアーズ


あえて順位を付けるのなら、ぶっちぎりで1位。
もちろん最高のアンセムの"Paris"があってこそなんだけど、このアルバムで"Paris"だけじゃねぇぞってとこを見せ付けてくれた。
大好きだねF.F.。


まず、これまた最高のチルアウト・ソングであるところの"Jump In The Pool"が1曲目である事に驚いた。
こんな最高な気分で始まるとはなんと贅沢な事か。
どう考えても1曲目とラストは逆じゃね??と何度も思ったが、これで良い。


3曲目"Paris"で、真夜中の大草原で180°大パノラマの満天の星空を独り占めにした時のような爽快さと共に、気分は一気に最高潮。
6曲目からの"On Board"→"Lovesick"→"Skelton Boy"の繋ぎが素晴らしく、これで勝ったも同然。参りました。
このアルバム中盤の見事な繋ぎは、去年の!!!『Myth Takes』を思い出させる。


ダンス・テイストの入っていながら情緒漂う、非常に地味なサウンドではあるが、「踊っていいんだ。踊っていたいんだ。」というこの堪らない衝動。
Friendly Firesが手放せない。