若若男女サマーツアー'07 [8.28.Tue] DRUM LOGOS

学生さん(オレも)にとっては、夏休み最後の大イベントだったでしょう。
去年に続き、参戦して参りました。
番号が570番台で、列に並んでも・・という状況だったので、開始15分前に入場。
今年はオープニングアクト付き。ポジション確保で動いてたから全然見てません。


以下は、出演順とセットリスト(弱冠うる覚え)と感想を。


<チャットモンチー>
1.女子たちに明日はない
2.恋の煙
3.どなる、でんわ、どしゃぶり
4.シャングリラ
MC
5.バスロマンス
6.とび魚のバタフライ
MC
7.世界が終わる夜に
8.ひとりだけ


3組の中では知名度、人気とともに一番高く、場数を多く踏んできたのはチャット。
ご覧のように、新旧織り交ぜ約1時間という枠でこれだけできたら超デキ。
超デキとなるはずだったのに、ナゼか物足りない。不完全燃焼が残りました。
1回目のMCまでの曲は、チャットを物語るアップテンポのロック・チューンが並ぶ。
音に歪みをかけて、脳漿を劈くような轟音を期待していたが、リーダーのギターがクミコンとあっこちゃんの音に完全に消されてたようで・・。
"どなる、"と"シャングリラ"なんて最高に鉄板の並びなのに、残念すぎてテンション下がってしもうた。


MCに挟まれた部はごく最近発表されたモノ。
可愛い曲だし、良く知られてんだろうね。"とび魚"が一番のデキでした。自分からしてみたら、なんか「うわぁ・・」って感じに見えましたけどね。
そんなに好きなんですか?コレ。
"バスロマンス"はどうしても名曲だし、それほど轟音は必要なし。気持ち良く聴けて、ようやく温まってきたなという感じ。


2回目のMC明けで、ナゼに"橙"をやらないのか?と思いましたが、"世界〜"も両A面だったんだよね。
個人的に、ベストでした。会場を黙らせるほど圧倒感のある演奏とヴォーカル。
アレコレ騒ぐのもありだけど、聴き入るというのもチャットを聴く上の要素だと思う。
最後は、『耳鳴り』ラストの"ひとりだけ"。うん、コレしかない。コレでよい。
今日見る限りでは2ndの方向がかなり怪しいなという印象を受けました。



人気のチャット、地元のシュノーケルとくると、完全にアウェーなベボベ
去年は完全にこの流れができてしまったベボベ。果たして今年は??


1.ドラマチック
2.忘れた
3.CARZY FOR YOUの季節
MC
4.真夏の条件
5.SAZYONARA-NOSTALGIA
6.夕方ジェネレーション
MC
7.祭りのあと
8.Electric Summer


結果から言うと、ベボベ最高!!今年のベスト・アクト3に入るってぐらい良かった、楽しかった。
セットリスト忘れるぐらい踊ってやったね!
ギター・湯浅将平の絶好調を、影で操る小出祐介
小出祐介』と書いて、『エンターテイナー』と読む。アンタ最高だっ!!


1曲目が始まった途端から、お客さんの反応が良くて。
1年で一番の成長が見て取れるじゃないですか。もう、それが嬉しくてね。
歌詞忘れてもアドリブ利かせて笑わせるし、その場で考えたようなラップで告知するし、『魅せる』という作業をやらせたらコイちゃんに敵うものはない。
「あともう1組なんて、いいからもっとやってくれよ!」という最高の評価を付けたい。
ベースの素人さん(関根嬢)は一言も喋りませんでした。いつも通り。<シュノーケル>
よう知らん。何か、ラジオとかやってんでしょ?
後ろの列から前へ移動しましたが、シュノーケル見るためじゃありません。
"波風サテライト"ぐらいしか知らないんだけど、それを最初にやっちゃうとはねぇ〜。


で、ホームのはずなのに、まさかのアウェー状態になっちゃったのね。
前半はそれなりに人気者やなぁって思ったけど、それが落ち込んでいくとは思わんじゃん?
"ゲスト"頼みと強引なアゲでなんとか盛り返したけど、ちょっとアレはヤバイですよ。
良かったのは、リーダー(はしえり)のメガネ。
ファンだったとしても、残念です。<セッション>
最後のお楽しみ。全員でのセッション。
本当に見たいのはココ。コイちゃんが見事な仕切りとイジリを魅せるんですよ。
自分は去年からのリピーターなわけですが、どれぐらいいたのかね??
もはや定着してもいい『メガネラップ』のウケがいまいちでした。もっとアゲてもいいのに。絶対面白いのに。
9人のプロと1人の素人さんのYumeのようなセッションは、『Choo Choo TRAIN』。
そっちかぁ・・。去年の『ブギーバック』的な奇跡を期待したんやけどなぁ。


今年の『若若』はベボベの独壇場でした。噛み合った時の恐ろしさってコレなんですよね。全部飲み込んで、持っていっちゃうから。"絶好調"の怖さを見ました。