昨日買ったモノ

昨日帰宅して、記事2つ書き上げたのが午前3時ごろ。
さすがに疲れてしまい、ダウンしてしまったので、今日にします。
「今日の分稼げて良かった〜」ってのが本音。


まずは、本。

  • 伊集院 光著 『のはなし』

あるメールマガジンで、伊集院さんが5年に渡って書いてきたコラムを本にしたモノ。
少年時代の愚行や、ごく最近の若手芸人との絡みなど伊集院さんの半生(反省)が綴られている。
ラジオほどまでいかないし、聞いたことあるネタもあるから、『灰伊集院』って感じかな。
これが欲しくて探し回ったんだけど、大手の書店にはない。Amazonでも予約できないらしい。
天神中を歩き回って、商店街の中にある昔ながらの書店で見つけました。
しかも初版!!最後の2冊だった。
伊集院さんの話だと、「初版は4部しか刷ってなくて、2部は自分で買った」と言ってたから、残りの2冊を仕入れたこの本屋は何者だろう??
レジのあのお若いお姉ちゃんが、実は出版業界ではものすごい権力持った人で、普段はその姿を隠すため、レジをしている。
そう考える方が自然だ。それしかない。
まぁ、ないですけどね。
少なくとも、テレビでの『良くしゃべるデブタレント』しか知らない方は、読んでみては。

結局、買ってしまいました。Underworldの5年ぶりの新作だもの。
テレビでカール・ハイドのインタビュー番組見たってのが大きな要因です。
この5年間でアルバム用に約200曲ほど出来たが、ダウンロード限定で数枚リリースした後、映画のサントラにも係った。
なので、5年という歳月が経ってしまった。
ただ、"Crocodile"などは、ライブごとに演奏が違って、例えば"2005年Ver."、"2006年Ver."と様々あるらしい。ここまでして新作に取り掛かってきたという事に感動した。


前にも話した通り、今作に"Born Slippy"はない。
つまり、フロアを一瞬で煮えたぎらせるような、必殺のアンセムがない。
一応リード曲で"Crocodile"なんてのはあるが、これで暴れだすほどパワーはない。
でも、決してUnderworldらしさがないという事はない。
彼らに関しては今更、「新しい音」、「誰もやった事ないような事」を期待する必要はない。
そんなのは、HADOUKEN!やEnter Shikariなんかにやらせとけばイイわけで、普段どおりに。
これでいいのだと思う。
今年変なテンションで盛り上がってしまった、ダンス/クラブ系の動きを一度ゼロに戻して、更に1ステップ上へ押し上げてくれるんじゃないか??
そういう事まで期待してしまう。まるで"保護者"みたいだ。


さて本題。
OBLIVION with Bells』は終始暗い。
"暗い"というか、明るい場所で聞くには向いてない。
それこそクラブや、自分の部屋を最大限暗くして、微かな光だけの状態にすると、驚くべき力を発揮する作品だ。
その"暗い"雰囲気を持ちながらも、聞きながらニヤけてしまう自分がいる。
これこそ『エクレクティック(折衷的)』という事なんだろうと思う。


実際に、このCDを"CD"という形で購入し、オーディオで聞いているという方。
この瞬間の出来事を幸せなことだと感じて欲しい。
タイムラグがなく、この作品に出会えた、触れられたということを感じて欲しい。
僕は、ただそれがすごく嬉しい。
贅沢を言うのであれば、部屋にミラーボールが欲しい。

のはなし

のはなし

Oblivion With Bells

Oblivion With Bells