Radioheadの新作について

今日は、音源うんぬんの話ではなくて、新作の配信の仕方について。


10/10に発表されたRadioheadの新作『In Rainbows』は、ダウンロードのみでの配信となった。
オフィシャル・サイトでまずある程度の金額を支払い、それに購入者自身が価格を自由に設定して上乗せするという、非常にユニークなシステム。


これにより、新しい販売方法が開拓できるということと、購入者にとって良心的な値段で購入できるというメリットが生まれる。


しかしながら、CDが売れないと言われる現代、さらにCDが売れなくなるのではないか??個人的には、こっちの方が大きな問題ではないかと思う。


デジタル化が進み、iPodなどのデジタルオーディオが広く普及して、ネットを介して音楽や映像を購入するという行為は当たり前になっている。
10年前と比べると、CDの売り上げ枚数はもはや桁が違ってきていて、ダウンロードランキングなんてモノもちらほら。
CD主義の僕としては、これは悲しい現象なのではないかと、『デジタル化に対しての憂いみたい』なことを夏休みの宿題の論文でも書いた。


以前、Underworldのカール・ハイドのインタビューでは、カールはデジタル化については賛成らしい。
「CDを製作する」という作業に時間がかかってしまうし、インターネットを通せばスピーディーに大量の音楽を配信できるからだとの事。
一理あるけれども、あくまで製作サイドの意見。
聞き手サイドは、ある意味"芸術"としてリリースされたCDを買うべきなのではないかと思う。
だから、レンタルも基本的にはイヤ。ありがたいんですけどね。
結局は、"ディスク"という形で持っておきたい。


要は、来年発売予定のBoxセットで欲しいなって事が言いたいわけです。
長くてすいません。
っていうか、ダウンロードならクレジット持ってなきゃダメやんけ。