STUDIO VOICE 11月号

完全に乗り遅れました。
この雑誌は時々必殺な特集を組むのが面白い。
『90年代サブカルチャー』とかね。


今号は、『オールジャンル・ディスク・ガイド250』。
はっきり言って、『CROSSBEAT』誌が大好きそうなディスクガイド(ジャンル別、年代別)は見飽きた。
どうせ、NirvanaなりRadioheadなりが紹介されるのがオチなんだけど、この特集はこれに加えて『00年代ミュージックマップ』とやらがある。
これはありそうでなかったんじゃないでしょうか??


P.30〜33の『00s ROCK MAP』、『00s DANCE MUSIC MAP』。
コレすごくイイと思います。
例えば、「ARCTIC MONKEYSは"UKロック新世代"で、HORRORSやTHE ENEMYと同じジャンルで、"テムズ・ビート"と繋がってますよ〜」的な音楽相関図が視界的に容易に捕らえることができる。
こういう初期衝動を感じられるモノは好きですねぇ。
最近、"初期衝動"という言葉が好きだ。


あと、BRIGHT EYESやBLACK DICEが紹介されているのにも目を引いた。
BRIGHT EYESBOB DYLANの後継者って言われてる(ホントに??)のは知らんかったし、BLACK DICEについては1mmも理解できなかった。
結局は、「惜しい」という感想みたいですけど、「カントリー色が強い」なんて感じ取るのは無理。


この雑誌は、長い間持っておく価値はあると思います。
七尾旅人抑えなきゃね。