珍しく小説なるモノを買った。タイトルはこちら。
- 『The Book 〜jojo's adventure 4th another day〜』
はい。小説とは口先だけのジョジョのノベライズです。
王様のブランチをたまたま見てたときに紹介されていて、見開きの"飛び出す杜王町MAP"に心を奪われてしまいました。
しかしながら、作者は作家の乙一氏。荒木先生ではないわけだ。
こういうのはどうもしっくりこない。
「荒木先生じゃないジョジョはジョジョに成りえるのだろうか??」
こんな疑問がイヤでも付きまとう。
あとがきを読んでしまうとその疑問はすぐに吹っ飛んだ。
乙一氏はこの小説家を提案した後、5年間書き続けたそうだ。
ナニより本編を読んでいても、ジョジョ第4部の世界そのもの。すごく安心した。
タイトルにもあるように、舞台は第4部。
他のシリーズと違い、杜王町という東北地方のある町での出来事が描かれている。
原作では吉良吉影という「静かに暮らしたい」殺人鬼が・・・ここでは省くことにする。
つまり「隣人が殺人鬼かもしれない」という、なさそうでありそうな現実感が第4部の面白みだと思う。
その点、風景を思い浮かべやすいし、サイドストーリーも作りやすいのだと感じる。
はっきり言って、エニグマやらボーイ・II・マンの件は、ないならないでも困らない話だし。
そのうちの一つがこの『The Book』だとしてもおかしくはない。
ディスってるわけではなくて、買って2日で286ページまで読んでしまっている。
The Book 〜jojo's bizarre adventure 4th another day〜
- 作者: 乙一,荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/11/26
- メディア: 単行本
- 購入: 15人 クリック: 158回
- この商品を含むブログ (274件) を見る