『GAME』

昨日からEndless Namelessで聞き続けました。
全曲レビューとまではいきませんが、思ったこと率直に書き並べていこうかと思います。
ただ、僕はかしゆかフリークです。
テレビなんかもかしゆかしか見てないこととか多々あります。
なので、どうしてもそういう視点で書いてしまっていることをご了承ください。

1."ポリリズム"で始まる『GAME』。正解、問題なし。この曲がPerfumeにとって非常に大きなターニングポイントになったのは言うまでもないし、確かな自信・確信にも見える。

2."plastic smile"ではポップ街道一直線を行く。ライブで盛り上げるためにあるような曲。

3."GAME"。
この曲作ったヤスタカ偉い!!capsuleのアルバムに収録されていれば、間違いなくインストだと思う。この3曲目という一ならば普通ならインストなはず。
しかし、インスト曲を歌モノにすることでPerfumeであることの存在価値を問いただす。
「♪play the game〜〜〜・・」が噛み合いすぎ!!神曲。

4.5.6.はもはや割愛。"ディスコ"もイイけど、"Seventh Heaven"が欲しかったのが正直な感想。

7."セラミックガール"。
何度聞いてもここで前後半に分かれてしまう。
ヤスタカ調丸出しで今まで通りのヤスタカの音楽ではある。ありふれていると感じてしまったけど、それはDVDを見て解決。
Perfumeの楽曲である意味がそのDVDにあった。次々に歌い手が畳み掛けるように変わるところを見ると、これはユニットでしかできない。
capsuleでもMEGでもCOLTEMONIKHAでも鈴木亜美でも絶対できない。Perfumeであるところに価値がある。
「♪セ〜ラミック・ガガガガガガガガガガガガ・・・・・」の打ち込み好き。

8."Take me Take me"。
これもインスト扱いな感じを受けた。『FLASH BACK』に似たようなのがあったような気がしないでもない・・　どこに連れていけばいいのでしょうか〜??(笑)　意外と長いんだよなぁ、コレ。

9."シークレットシークレット"。
youtubeでもニコニコでも何でもイイ。とにかく、今すぐPVを見ろ!!と叫びたい。喋りたい事が腐るほどある。
もうPVを見ていること、CD買ってブックレット(特に初回版)を見ていることを前提として書きます。
このPVが今までのPerfumeの歩みを描いてるとか、色んなネタが隠れてるとか・・　僕が言いたいのはそういうことじゃない。
このPVもしくは、ブックレットがこれからのPerfumeの動向を予言しているのではないか??
こんな薄気味の悪い感情が沸き起こった。

まず最近のPerfumeメンバー個々に感じたことから言うと、のっちとあ〜ちゃんのキャラ付けが明確になった。役割というか、チャームポイントと言うか・・(のっちの目とか、あ〜ちゃんの口元とか)、自分達も気づいていて、触れられ方も理解できている。
そこで、かしゆかが完全に埋もれてしまっている気がしてならない。はっきり言って「迷走」。個性が見出せていないのではないか??という印象を受けた。
メンバー間に一種の"亀裂"を感じた。

PVで螺旋階段を上るシーン(さらに上を目指していこうという意思表示??)があるが、ここでも先導するのはあ〜ちゃん。
突然、かしゆかの動きが止まり(燃料切れ??)、メンバーが歩を緩める。
ここがまず一つ。順調に見えた進展が、かしゆかが原因で一旦活動自体が止まってしまうのはないかと・・。
すぐさまあ〜ちゃんが手を差し伸べ(燃料であるpinoを与える)、のっちが手を引っ張りまた進んでいく。
これ以降、大々的にかしゆかがクローズアップされる(どセンターで踊ったり、サビがループしていく所の出だしを唄ったり)。
ここでナニか大きなきっかけを掴んだかしゆかが今度は自分がPerfumeを先導する身となり、より高みに押し上げるような活躍をしていくのではないか??
十分考えられるような伏線を感じられ、非常に怖く思った。
ホントに自分勝手な見解ですからお気になさらずにね。

ただ、いささか間違いではないのかなぁって思ったのが、ブックレット見てから。
ちょうど半分のページなんですが、見開き左ページにかしゆか、右ページにあ〜ちゃんとのっちという配置。
ここも見事に別れている。
のっちが先頭を見ながら座り込んでいて、あ〜ちゃんとかしゆかが明らかに対立してるような目線で相対している。
これは怖い。リアルすぎて恐い。
かしゆかの『暴走』をある意味期待してんのかなぁ??
そうなってもPerfumeがなくならないという事を暗示しているのかもしれない。
その辺のユニット・グループと違うのはここまでの8年という道のり(勘違い)があるからだろう。
僕らも、その揺るがない結束を見守ることが楽しみなのではないでしょうか??

10."Butterfly"
11."Twinkle Snow Powdery Snow"。
"シークレ"で考えすぎた脳を休めなきゃ。

12."Puppy love"。
ピンピン跳ね飛ぶようなベースにどことなく落ち着きを感じる。
チルアウトでこういうのもアリだな。
ただなぁ・・歌詞がなぁ・・ヤられちゃいますよねぇ〜。
「ツンデレーション」(笑)。

と、アガり過ぎてあることないこと書いてしまいました。
しかしながら、オリコンチャートデイリーランキングでブッチギリ1位を獲得した事実がある。
これをPerfumeにやらせてしまっている日本のロックはどこに行ってしまったのでしょうか??
もちろん1位というのは素晴らしい結果で、嬉しいことなのですが、素直に喜べないのはやっぱりバンドがつまんないからです。日本にはCajun〜のようなバンドがいないのです。

これからPerfumeがどうなってしまうのか??　すごく興味が湧いてきた。

GAME(DVD付) 【初回限定盤】

−追記−
『マイミクシィ最新ミュージック』のとこが全部『GAME』なのが超おもろい。
Nice!!!