買ったモノ&もらったモノ

まずは買ったモノから。

感想の前に、16歳のBoys & Girlsがバンド組んでCDを出したっていう事自体すごいことです。
それもたった2枚のシングルで、あのRadioheadのTom Yorkeの目に止まった。
そんじょそこらのクソバンドじゃぁ歯が立たないわけです。


待ちに待ったCajun〜の1st。
2000年以降のバンドではArctic Monkeysに次いでの待望だと思う。
もう一つ言えば、Arctic〜の次世代を担う非常に将来性豊かな存在だと言える(Arctic〜もまだまだ若いのに・・)。
とは言うものの、猿のような日常的に起こっている街の風景などを歌っているわけではなく、人間の内面を観察するような至極文学的な詩の意味を感じる。
彼らのアッパー・ミドル・クラスらしい背景が浮かぶ。
よって、音はRadioheadのそれに近い("No Joanna"の美しさと言ったらない)。
猿の1stのように『10年に1枚』と言うほど大傑作とはならなかったが、彼らは未だ16歳。
将来が相当に期待できる(2008年内に2ndを予定!!)。


特筆すべき所は、演奏の構成力にある。
まるで一つの曲に、全く別の曲が重なったかと感じるぐらい組み立てがひっくり返る。
"Amylase"のラストや"The Hill, The View & The Lights"のボーカルの掛け合いなど展開がホントに面白い(ライナーノーツでは"ブレイク"と称されている)。
"Amylase"のブレイク。なぜこれをYoutubeなどで今まで聞いていなかったのか。
ホントに悔やまれるとこです。これがまた、アウトロだけにしておくにはもったいないほど素晴らしいリフ。


Cajun〜の1stが出た。U-20のバンドが出た。
日本にもそんなバンドが生まれて来てもらいたい。
がんばれ!高校生。

カラフル・ライフ

カラフル・ライフ


次もらったモノ。monchさんどうも。

機械食べちゃった人間がバンド組むとどうなるかと言うと、すごくライブが見たくなるわけです。
前作『KARATE HOUSE』を自信満々でリリースしたが、セールス的にはだだスベり。
ポリファンは作り込んだモノより、とにかくアゲてくれる事をポリに期待しているのでは??
「そういうことなら、暴れさせてやる」と怒りにも満ちたハヤシが奮起して作った今作。
上から4曲目ぐらいまでの勢いはすごい。むしろそこに曲が集まってるとも感じた。
洋楽に似た作りをしているので、日本というより海外リリースに主を置いているのかもしれない。


Perfumeの盛り上がりにも感じる事だけれど、人々はナニかしらの『変化』を求めているのではないかって思う。
普通のポップスには飽きちゃってるんじゃないかって。
そうじゃないと、ゆずの3位という結果が出ないと思うんですよ(ゆずがどうのこうのと言う問題ではなく)。
だから、このタイミングで『KARATE HOUSE』を出したらどうだったのか??って考えるけど、果たしてどうなんでしょうか?
うん、ポリ面白いですよ。

We ate the machine(初回生産限定盤)(DVD付)

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